- ドコモ光が無派遣工事になる時ってどんな時?
- 無派遣工事のメリットやデメリットって?
- 光コンセントはあるのに、無派遣工事が確定ではないってどういうこと?
- ドコモ光が無派遣工事になった際の手順を知りたいな・・
こんなお悩みや疑問を解決します。
✔︎本記事の内容
記事を最後まで読んでいただければ、ドコモ光が無派遣工事になる条件と無派遣工事の手順も分かるようになっています。
それでは解説していきます。
■そもそも無派遣工事とは?
無派遣工事とは名前の通りで、無派遣で行われる工事です。
一般的な派遣工事は、業者の方が来て工事を行うものですが、無派遣工事の場合、業者の方は来ません。
工事内容は、郵送で機器が送られてくるので自分で接続し、設定します。
■ドコモ光が無派遣工事になるときってどんな時?
ドコモ光が無派遣工事になる時は以下のような時です。
- NTT回線を利用している
- 光コンセントがあるかどうか
- 前の住人が引き込んだ回線が残っている場合
NTT回線を利用している
ドコモ光が無派遣工事になるのは、NTT回線だけです。
auひかりやNURO光、電力会社の回線を利用している方は、無派遣工事ができません。
なぜなら、これらの回線はNTTのフレッツ光の回線ではなく、独自の回線を利用しているからです。
例えば、auひかりを利用していた方がドコモ光に変更する場合は、大元の回線が異なるので派遣工事が必要となります。
もともとNTTの回線を利用していて、転用や事業者変更をする場合に限り、無派遣工事の対象となります。
光コンセントがあるかどうか
自宅に光コンセントがある場合は、無派遣工事となります。
光コンセントは「分離型」と「一体型」の2種類あります。
参照:光回線のやさしい解体新書
どちらかのタイプの光コンセントが自宅になければ、無派遣工事はできません。
前の住人が引き込んだ回線が残っている場合
前の住人が引き込んでいた回線が残っている場合も、無派遣工事が可能です。
ただし、NTT回線限定です。
auひかりやNURO光、電力会社の回線が引き込んでいる場合は無派遣工事ができません。
■無派遣工事が確定かどうかはドコモ光を契約するまでは分からない
上記の項では、ドコモ光が無派遣工事になるのは、「NTTの回線を利用している」「光コンセントがある」「前の住人が引き込んだ回線(NTT)が残っている」場合と解説しました。
しかし、これはまだ確定ではありません。
どういうこと?と思いますよね。
実は、ドコモ光を契約するまでは無派遣工事が確定かどうかは分からないんです。
実際に契約してから回線業者側の方で調査をするので、そこで無派遣工事が確定かどうかが決まります。
無派遣工事が確定の場合、「当日の工事への立ち合いは不要です。」「お客様自身で機器の設定をお願いします。」などといったように、後日ショートメッセージで送られてきます。
そのため、無派遣工事に当てはまる条件を満たしていても、正式に確定になるのは契約してからとなります。
これはドコモ光に限らず、ソフトバンク光やビッグローブ光などといった他社回線でも、契約する前に無派遣工事が確定かどうかは分からないです。
光コンセントがあるのに稀に無派遣工事ができない場合もある
稀なケースではありますが、光コンセントがあっても以下の場合は無派遣工事ができません。
- 光回線が断線している
- 光コンセントが劣化している
- リフォームして配線を取り払い、光コンセントだけ残っている
- 光コンセントはあるのに、以前の利用者が光回線を利用していなかった
光コンセントがあるのに派遣工事になってしまうケースは、上記のようなケースです。
ごく稀ではありますが、「こういったケースもあるんだなー」と一応頭に入れておきましょう。
■ドコモ光の無派遣工事のメリットとデメリット
無派遣工事のメリット
工事が早い
無派遣工事の場合、立ち合いが必要ないので、わざわざ仕事を休んだり予定を開ける必要がないです。
それに、派遣工事と違って無派遣工事は大掛かりなことをする必要はなく、ちょっとした作業程度で済みますので工事がすぐに終わります。
すぐに開通できる
無派遣工事は派遣工事と違ってすぐに開通できる、というメリットもあります。
立ち合い工事だと工事まで早くて3週間、遅いと1ヶ月以上かかることがありますが、無派遣工事なら早ければ1週間ほどで開通します。
工事費が安い
派遣工事と比べて工事費が安いというメリットもあります。
以下の表を見てください。
戸建てタイプの派遣工事だと19,800円、マンションタイプの派遣工事だと16,500円も工事費がかかってしまいます。
ところが、無派遣工事であれば戸建てタイプ、マンションタイプ関係なく、工事費はわずか2,200円で済みます。
「工事費が安いのはありがたいんだけど、なんで無派遣工事にも工事費がかかるの?」と疑問に思いますよね。
実はNTT側でも局内工事といって、信号を送るなどといった作業をする必要があります。
その費用として無派遣工事では2,200円かかります。
また、無派遣工事は工事費が安いだけでなく、仮に途中解約しても工事費の残債がかからないのもメリットです。
派遣工事の場合、工事費を毎月分割で払っていく必要があるので、もし途中解約してしまった場合、残債が一括でお客様負担となります。
しかし、無派遣工事の場合は仮に諸事情などでドコモ光を途中解約したとしても、最初に工事費の2,200円を払ってしまえば、工事費は払い終わるので、残債が一括負担になることはありません。
ただし、違約金は無派遣工事でもかかります。
なので、更新月以外でドコモ光から他社回線に乗り換える際は、違約金負担キャンペーンを行なっている回線に乗り換えましょう。
無派遣工事のデメリット
自分で繋げる必要がある
無派遣工事のデメリットは、自分で機器を設置する必要があります。
派遣工事ならONUと光コンセントの設置まではやってくれます。
なので人によっては「機械を自分で設置するのは面倒だ」「私は機械が苦手だからな・・・」と思われるかもしれません。
しかし、ご安心を!
設置・設定自体は案外簡単なので、次の項では無派遣工事になった際の具体的な機器の設置・設定方法を分かりやすく解説していきます。
■ドコモ光が無派遣工事になった際の手順
ドコモ光が無派遣工事になった際の具体的な手順は以下のようになります。
- 開通日の前日までに郵送でONUが届く
- ONUを光コンセントに接続しておく
- ONUと機器を接続する
1.開通日の前日までに郵送でONUが届く
無派遣工事の場合、開通日の前日までに郵送でONUやその他機器が送られてきます。
ONUとは箱型の機械で、インターネットの信号をパソコンなどの通信機器でも見れるように変換してくれる機械のことです。
要するに、光回線だけではネットは使えなくて、ONUがあって初めてインターネットが使えるようになる、というわけです。
ONU以外に送られてくる機器は以下となります。
- 光コード
- LANケーブル
- ACアダプタ
- 取扱説明書
2.開通日の前日までにONUを光コンセントに接続しておく
機器が送られてきたら開通日の前日までに必ず設置しておきましょう。
例えば、開通日が3月8日なのであれば、3月7日には設置しましょう。
接続手順は以下となります。
- ONUと光コンセントを光コードで接続
- ONUと電源プラグをACアダプタで接続
3.開通日の前日までにONUと機器を接続する
機器の設置もONUの設置と同様に開通日の前日までに一緒に接続しましょう。
ONUと機器を接続する方法は、「有線で利用するのか」「無線で利用するのか」で設置方法が異なってきます。
ドコモ光をスマホでも利用したい方は、下の「有線LANで接続する場合」の項は飛ばして「無線LANで接続する場合」の項に進んでください。
有線LANで接続する場合
有線LANで接続する手順は以下となります。
- PCとONU(光回線終端装置)をLANケーブルで接続
- プロバイダ情報を入力
2の「プロバイダ情報を入力」のところは、設定を確実に終わらせたいなら、開通日の夜にやるのがおすすめです。
NTTの無派遣工事は基本的には午前中には終わっていることが多いのですが、午後に終わる場合もありますので。
なお、プロバイダ情報の入力は各プロバイダによって多少案内が異なってきますので、詳しい手順は契約プロバイダの説明書を見ましょう。
とはいえ、大まかな流れはどのプロバイダも同じです。
ここでは、Windows10の場合の大まかな手順をまとめました。
手順1.パソコンの設定画面を開く
手順2.ネットワークとインターネット
手順3.ダイヤルアップ
手順4.新しい接続を設定する
手順5.インターネットに接続します
手順6.ブロードバンド
手順7.「ユーザID」と「パスワード」を入力
無線LANで接続する場合
無線LANで接続する手順は以下となります。
- wifiルーターとONU(光回線終端装置)をLANケーブルで接続
- PCとwifiルーターをLANケーブルで接続(PCがある場合)
- プロバイダ情報を入力
3の「プロバイダ情報を入力」のところは、設定を確実に終わらせたいなら、開通日の夜にやるのがおすすめです。
というのも、無派遣工事は午前中には終わっていることが多いのですが、稀に午後に終わる場合もありますので。
プロバイダ情報の入力の手順は以下のようになります。
手順1.プロバイダの説明書に記載のアドレスを開く
手順2.ルーターの設定画面に移動
手順3.「ユーザーID」と「パスワード」を入力
大まかな流れは上記の手順です。
プロバイダによっては多少異なる場合もあるので、プロバイダの説明書をよく確認しておきましょう。
ルーター設定がいらない機種
無線LANを利用するならwifiルーターが必須です。
もし、wifiルーターをお持ちでないなら、
- バッファロー製の【WSR-2533DHP3】
- NEC製の【Aterm WG2600HS2】
- エレコム製の【WRC-2533GST2】
は高性能で快適にインターネットを利用できるのでおすすめです。
それに、機器を接続したらプロバイダ情報の入力の設定が必要ないので、「設定するのが面倒」「自分は機械に疎いからな・・・」という方におすすめです。
GMOとくとくBBならwifiルーターを無料でレンタルできる
GMOとくとくBBなら先ほど紹介したwifiルーターを無料でレンタルすることができます。
本来1万円以上するものなので、無料でレンタルできるのはありがたいですよね。
ちなみに3年以上GMOとくとくBBを利用すると、レンタルしているwifiルーターもそのままプレゼントされます。
またGMOとくとくBBでは、訪問サポートというサービスを無料で受けられるので、インターネット接続設定やwifi設定なども、分からない時に訪問でサポートしてもらえます。
ドコモ光のプロバイダをまだ決めていない方は、「GMOとくとくBB」から申し込むのがおすすめですよ。
もし開通日を過ぎても接続しなかったら?
開通日の前日までには機器を接続・設定しておくべきです。
しかし、もし開通日を過ぎても機器を接続しなかったらどうなるのでしょうか?
無派遣工事は業者の方は来ませんが、実はNTT側でも局内工事といってドコモ光を新たに契約した方に向けて、認証作業として信号を送る必要があるんです。
もし開通日までに機器を接続していないと、信号が送られないので、開通したことになりません。
そのため、ドコモ光が利用できないままになります。
開通予定日の2~3日後であれば繰り返し信号を送り続けている場合もあるので、機器を接続すれば繋がることもありますが、4日以上過ぎてしまうと、NTT側の工事を中止してしまいます。
そうなってくると、もう一度無派遣工事の日程を決めるところから始めることになるので、非常に面倒ですよね。
なので、開通予定日の前日までには機器を接続・設定しておきましょう。
■まとめ
最後に要点をまとめました。
忘れないように確認しましょう。
- ドコモ光が無派遣工事になるとき
→NTT回線を利用している
→光コンセントがあるかどうか
→前の住人が引き込んだ回線が残っている
- 無派遣工事のメリット
→工事が早い
→すぐに開通できる
→工事費が安い
- 無派遣工事のデメリット
→自分で繋げる必要がある
- 無派遣工事が確定かどうかは契約するまで分からない
→無派遣工事が確定の場合、後日ショートメッセージで送られてくる
上記のポイントを抑えておけば、ドコモ光の無派遣工事に関してはひとまず大丈夫です!
まだプロバイダを決めてない方は、GMOとくとくBBを申し込みましょう。
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