- ホワイト光電話がアナログ戻しできる条件はなに?手順や費用も教えてほしい!
- そもそもホワイト光電話から別の光電話に変える時は、アナログ戻しが必要なの?
- アナログ戻ししたらインターネットに繋がらなくなったんだけど、どうしたら良いの・・・
こんなお悩みや疑問を解決します。
✔︎本記事の内容
記事の前半では、そもそもホワイト光電話とはなにか?といった用語の説明とアナログ戻しが必要であることとその理由を解説しています。
後半では、ホワイト光電話のアナログ戻しが可能な条件と手順・費用、それからアナログ戻し後にネットに繋がらなくなった時の対処法もまとめました。
■ホワイト光電話のアナログ戻しに関して
そもそもアナログ戻しってなに?
アナログ戻しとは、現在利用している光電話の電話番号を変えずに、NTTのアナログ電話に戻す作業のことを言います。
ホワイト光電話から別の光電話に変える時は、アナログ戻しが必要
ソフトバンク光のホワイト光電話から別の光電話に変える時は、アナログ戻しが必要です。
ホワイト光電話を契約するためにアナログ戻しを以前にやったことがある場合でも、別の光電話に番号を引き継ぐには、アナログ戻しが必要となります。
ホワイト光電話からNURO光電話やドコモ光電話といった他社の光電話に変更する場合はもちろんのこと、光電話(N)やおうちの電話といったソフトバンク内の電話プランの変更でも、番号を引き継ぐにはアナログ戻しが必要です。
なぜホワイト光電話はアナログ戻しが必要なのか?
そもそもなぜホワイト光電話はアナログ戻しが必要なのでしょうか?
他の光電話はアナログ戻ししなくても引継ぎできるのに、ホワイト光電話はアナログ戻しが必須って理由が気になりますよね。
実は、他の光電話は大元はNTTが提供しているのに対して、ホワイト光電話はソフトバンク独自が提供している光電話だからです。
ソフトバンクにはもう一つ、光電話 (N)というオプションがありますが、こちらも大元はNTTが提供している電話プランです。
NTTの「ひかり電話」をソフトバンクが再販して「光電話(N)」として提供しているわけです。
このように、ホワイト光電話は完全にソフトバンク独自の電話プランであって、NTTのサービスではないので、電話番号を引き継ぐには一旦アナログ戻しをする必要があります。
■ホワイト光電話がアナログ戻しできる2つの条件
その①:今利用している電話番号が、元々はNTTのアナログ発番の電話番号であること
ホワイト光電話がアナログ戻しできる条件として、今利用している電話番号がもともとはNTTのアナログ発番の電話番号である必要があります。
アナログ戻しとは、そもそも光電話の電話番号を最初に利用していたNTTのアナログ電話に戻す作業のことをいうので、ひかり発番(光電話で発行した電話番号)だとアナログ戻しできません。
その②:NTTの電話加入権が復活できる状態であること
次にNTTの電話加入権が復活できる状態である必要があります。
電話加入権の利用休止期間は5年ごとに更新が必要です。
更新をしなかった場合、最大で10年間までは休止扱いにしてくれますが、それ以上は解約したとみなされ、電話加入権が失効されてしまいます。
よって、NTTの電話加入権を10年以内に更新している状態でないと、電話番号をアナログ戻しできません。
■ホワイト光電話をアナログ戻しする際の手順と費用
ホワイト光電話をアナログ戻しする手順
ホワイト光電話のアナログ戻しをする手順は以下のようになります。
手順1.NTTに電話して、アナログ戻しの依頼をする【ソフトバンクではない】
ホワイト光電話をアナログ戻しするには、NTTに電話してください。
ソフトバンクや移行先の事業者に電話してもアナログ戻しできないので注意しましょう。
電話番号:
116
受付時間:
午前9時〜午後5時(年末年始を除く年中無休)
手順2.立ち合い工事が必要か確認する(必要なら工事日も決める)
116番に電話して繋がったら、立ち合い工事が必要かどうか確認します。
立ち合い工事が必要でない場合は、無派遣工事といってNTT側の局内工事のみで済みます。
立ち合い工事が必要なら、工事日もそこで一緒に決めます。
工事は最短で翌日以降、申し込みが殺到していても2週間後にはしてもらえることがほとんどです。
ただし、立ち合いには契約者本人か家族の立ち合いが必要なので、予定を開けられる日に工事日を指定しましょう。
手順3.工事日に立ち会う
工事日を決めたら実際に工事に立ち合います。
工事にかかる時間はおおよそ30分から1時間ほどです。
工事内容に関しては戸建ての場合、自宅に保安器を設置して電柱からアナログの電話線を引き込み、保安器と接続します。
接続したら、モジュラージャック(電話のさしこみ口)を設置して、保安器からモジュラージャックまで屋内配線を引き込めば、工事完了です。
マンションの場合は、過去にアナログの電話線を撤去していないのであれば、そもそも工事は無派遣で済む可能性が高いです。(NTTに確認するまでは確定ではないですが。)
電話線を撤去しているなら、電柱からマンションのMDF室まで電話線を引っ張って、そこから各部屋に配線する形となります。
とはいえ、マンションの場合はすでに電話線をMDF室まで引っ張って、各部屋に配線されていることがほとんどです。
そのため、壁の中から線を引っ張ってモジュラージャックに接続するだけのような、簡易的な工事で済むことが多いです。
ホワイト光電話のアナログ戻しにかかる費用
ホワイト光電話のアナログ戻しにかかる費用は派遣工事と無派遣工事とで大きく異なります。
無派遣工事にかかる費用は、
- 基本工事:1,100円(税込)
- 交換機などにかかる工事費:1,100円(税込)
の合計2,200円(税込)。
対して、派遣工事でかかる費用は
- 基本工事費:4,950円(税込)
- 交換機などにかかる工事費:1,100円(税込)
- 屋内配線にかかる工事費:
既に配線されているものを利用する場合→2,640円(税込)
新規で配線を設置する場合→5,280円(税込)
- その他機器工事費:利用機器によって別途でかかる
の合計11,000円前後、最大でかかります。
派遣工事の場合は、屋内に配線が残っているか否かで料金が変わってきます。
「派遣工事なのか無派遣工事なのか?」「自分の場合は工事費がいくらになるのか?」は実際に116番でNTTに電話しない限り正確なことは言えないませんが、おおよそ工事費としてかかる費用は上記のようになります。
■ホワイト光電話をアナログ戻ししてインターネットに繋がらなくなった時の2つの対処法
ホワイト光電話をアナログ戻ししてネットに繋がらなくなった時の対処法は2つあります。
- ルーターを導入する
- 有線でパソコンを直接繋げる
その①:ルーターを導入する
ルーターを導入してインターネットに接続する場合、接続方法はONUとパソコンの間にルーターを設置し、それらをLANケーブルで繋げます。
設定はブラウザの検索スペースにデフォルトゲートウェイのアドレス「192.168.0.1」を入力します。
なお、ルーターの機種によってはアドレスが異なることがあるので、購入したルーターの説明書を確認しておきましょう。
次に「インターネットの設定」でプロバイダの「ユーザID」と「パスワード」を入力すれば、完了です。
その②:有線でパソコンを直接繋げる
ルーターを導入しない場合は、パソコンのみなら有線で直接繋げれば利用できます。
ただし、有線で接続するとなるとスマートフォンなどをwifiに繋げることができないので、パソコン以外の機器も接続するには、ルーターを導入する必要があります。
有線での接続方法は、ONUとパソコンをLANケーブルで繋げます。
設定に関しては手順は以下のとおりになります。
「設定」をクリックします。
「ネットワークとインターネット」をクリック。
ダイヤルアップの項にある「新しい接続を設定する」を選択
「インターネットに接続します」をクリックして、「次へ」をクリックします。
「ブロードバンド(PPPoE)(R)」をクリック。
「ユーザ名」と「パスワード」にプロバイダの「ユーザID」と「パスワード」を入力し、「接続」をクリックします。接続名は任意で問題ありません。
これで有線での設定が完了です。
■まとめ
最後に要点だけまとめておきました。
忘れないうちに確認しておきましょう。
- ホワイト光電話から別の光電話に変える時は、アナログ戻しが必要
→ホワイト光電話はソフトバンク独自の電話プランだから!
- ホワイト光電話がアナログ戻しができる条件
→今利用している電話番号が、元々はNTTのアナログ発番の電話番号であること
→NTTの電話加入権が復活できる状態であること
- アナログ戻しの依頼は116番でNTTに電話すること
→ソフトバンクや他の事業者ではない!
- アナログ戻しにかかる費用
→無派遣工事なら、2,200円
→派遣工事なら、最大で11,000円前後かかる
- アナログ戻しをしてインターネットに繋がらなくなった時の対処法
→ルーターを導入する
→有線でパソコンを直接繋げる
上記の要点だけは抑えておきましょう。
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