- ソフトバンク光の光BBユニットを使わないで市販ルーターと直接つなぐ方法を教えて
- ソフトバンク光のIPv6は光BBユニットを使わなくても利用できるの？
- 光BBユニットの性能が悪いんだけど、最新のものに交換できるの？
こんなお悩みを解決します。
✔︎本記事の内容
記事の前半では、ソフトバンク光の光BBユニットを使わないで市販ルーターを利用する方法を解説しています。
後半では、光BBユニットを使った方が良い理由とIPv6に接続する方法もまとめました。
本記事を最後まで読めば、ソフトバンク光をお得かつ快適に利用できる方法がわかるようになります。
■光BBユニットとは？
光BBユニットとは、ソフトバンクが貸し出しているルーターのことで、ソフトバンク光で電話を利用したり、IPv6に接続して高速通信するのに必須となる機器です。
「Wi-Fiマルチパック」「BBフォン」「ホワイト光電話」を利用する、もしくは利用される予定のある方は光BBユニットが必要です。
■ソフトバンク光の光BBユニットを使わないで直接市販ルーターをつなげる方法
ソフトバンク光の光BBユニットを使わないで市販ルーターとつなげる方法は、
- 「ONUもしくはVDSL装置を利用している場合」
- 「ホームゲートウェイ(N)を利用している場合」
とでつなげ方が異なってきます。
それぞれ順に解説していきます。
ONU/VDSL装置を利用している場合
ONUやVDSL装置を利用して市販ルーターとつなげる場合は、以下の手順となります。
- ONUもしくはVDSL装置と光コンセントを光コードでつなぐ
- ONUもしくはVDSL装置と市販ルーターをLANケーブルでつなぐ
- 市販ルーターとパソコンをLANケーブルでつなぐ
- ONU、市販ルーターの順に電源を入れる
次に市販ルーターをブリッジモードにします。
ルーターの後ろに切り替えスイッチがあるので、これを「RT」から「BR」に変更すれば、完了です。
最後に、市販ルーターへの認証設定をします。
ONUやVDSL装置を利用している場合、認証方法がメーカーによって違うので、メーカー各社のサイトに問い合わせる必要があります。
以下にメーカー各社のサポートページを貼っておきました。
ホームゲートウェイ(N)を利用している場合
ホームゲートウェイ(N)を利用して市販ルーターとつなげる場合は、以下の手順となります。
- ホームゲートウェイ(N)と光コンセントを光コードでつなぐ
- ホームゲートウェイ(N)と市販ルーターをLANケーブルでつなぐ
- 市販ルーターとパソコンをLANケーブルでつなぐ
- ホームゲートウェイ(N)、市販ルーターの順に電源を入れる
次に市販ルーターをブリッジモードにします。
ルーターの後ろに切り替えスイッチがあるので、これを「RT」から「BR」に変更すれば、完了です。
最後に、ソフトバンク光の認証設定をします。
設定手順は以下のステップとなります。
①パソコンでWebブラウザを開き、［http://ntt.setup/］もしくは［192.168.1.1］と検索してWeb設定画面へアクセス。
②機器設定用のパスワードを入力して「設定」をクリック。
なお、機器設定用のパスワードの入力は初回のみです。
③ユーザー名とパスワードを入力して「OK」をクリック。
ユーザー名は「user」と入力し、パスワードは②で決めたパスワードを入力します。
④認証ID(S-ID)と認証パスワードを用意。
S-IDは、SMSか郵送で送られてくる「ご利用開始のご案内」で確認できます。
「ご利用開始のご案内」に関しては、ソフトバンク光申し込みから5日以内に届きます。
⑤設定ウィザードに情報を入力。
利用タイプは「インターネット接続先を設定する」を選択。接続先名は指定しなくても大丈夫です。
接続先ユーザー名は［認証 ID（S-ID）］を、接続先パスワードは［認証パスワード］を入力し［設定］をクリックします。
⑥接続先設定(IPv4 PPPoE)で接続状況を確認。
［メインセッション］の状態が［接続中］であれば正常に設定が完了しています。
■ソフトバンク光は光BBユニットを使った方がお得度が高い
先程までは光BBユニットを使わずに市販ルーターで接続する方法を解説してきました。
しかし、ソフトバンク光を利用するなら、光BBユニットは使っておくべきです。
光BBユニットを使うべき理由は以下となります。
- ソフトバンク光でIPv6を利用するには光BBユニットが必須
- おうち割光セットで料金が安くなる
ソフトバンク光でIPv6を利用するには光BBユニットが必須
Pv6とは、通信速度が速くなったり安定したりする機能のことです。
この機能をソフトバンク光で利用するには光BBユニットが必須となります。
つまり、上記で解説した光BBユニットを使わないで直接市販ルーターを接続するつなげ方だと、IPv6が使えないということです。
市販のIPv6対応のルーターならIPv6に接続できるのでは？と思うかもしれません。
しかし、ソフトバンク光のIPv6はIPv6高速ハイブリッドというソフトバンク独自の通信技術なので、光BBユニットの認証がないとソフトバンク光でIPv6を利用することはできません。
仮に市販ルーターを利用してIPv6に接続するのであれば、光BBユニットも一緒に繋げる必要があります。
【元販売員が解説】ソフトバンク光のIPv6は光BBユニットなしで利用できる！？
おうち割光セットで料金が安くなる
ソフトバンクやワイモバイルでスマホを利用しているなら、光BBユニットを使うことでおうち割光セットが適用されます。
おうち割光セットとは、スマホ１台につき500~1,000円割引されるセット割引です。
台数が多ければ多いほど、それだけ料金は安くなります。
また、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、「光BBユニット」「wifiマルチパック」「ひかり電話」これら3つのオプションを一緒に利用すれば、実はトータル500円で利用できるんです。
なので、おうち割光セットで料金が実質無料になるか、今よりむしろ安くなるという点を踏まえれば、光BBユニットは使っておくべきです。
光BBユニットの申し込みはマイソフトバンクからできるので、申し込みされていない方は申し込みましょう。
■【光BBユニットの性能が悪い方へ】光BBユニットが旧型なら、無料で最新のものに交換してもらえる
光BBユニットを使わない理由として、「光BBユニットの性能が悪いから、ソフトバンク光で光BBユニットを使いたくないんだよな・・・」というのもあると思います。
実をいうと、光BBユニットの性能が悪いと感じている場合、ほとんどが光BBユニットの旧機種を使っている可能性が高いんです。
光BBユニットの機種は以下のようになります。
※光BBユニット本体の側面に機種名がラベル記載されていないものは、「E-WMTA2.1」です。
「E-WMTA2.1」という機種が一番古い機種で、「E-WMTA2.4」が最新機種です。
「E-WMTA2.3」も「E-WMTA2.4」も性能はほとんど同じですが、「E-WMTA2.1」や「E-WMTA2.2」を使っているのであれば、交換するだけで今より通信速度が10倍速くなります。
市販はだめ？ソフトバンク光のBBユニットを交換する方法【簡単】
■ソフトバンク光をIPv6に接続する方法
これからソフトバンク光を申し込む場合は、光BBユニットをレンタルするだけ
これからソフトバンク光を申し込む場合は、光BBユニットをレンタルしたら自動でIPv6に接続されます。
申し込みや設定などは特に必要ありません。
なお、これから新規でソフトバンク光を申し込むなら、ソフトバンクショップから申し込むのではなく、代理店から申し込みましょう。
なぜなら、キャッシュバックなどの特典サービスが公式と比べて豊富だからです。
中でも『エヌズカンパニー』という代理店がおすすめです。
エヌズカンパニーでは、特典として【37,000円キャッシュバック】or【32,000円キャッシュバック＋最新第6世代Wi-Fiルーター】のどちらかを受け取ることができます。
加えて、キャッシュバック受け取りの条件として有料オプションに加入する必要はないので、無駄な固定費はかかりませんし、最短２ヶ月で現金振り込みされます。
「できるだけ料金を安く抑えたい・・・」「キャッシュバックを確実に手に入れたい」という方はエヌズカンパニーから申し込みましょう。
ソフトバンク光をすでに利用している場合は、申し込みが必要
ソフトバンク光をすでに利用している場合は、IPv6に接続するには申し込みが必要です。
新規契約者とちがって、光BBユニットを申し込んだだけではつながらないので、注意が必要です。
まだ申し込みされていない方はこちらからどうぞ。
■ソフトバンク光の光BBユニットでwifiを使う方法
光BBユニットを利用してソフトバンク光を使う方法は2つあります。
- 光BBユニットにWi-Fiマルチパックを加える
- 光BBユニット＋α市販ルーターを導入する
【簡単】光BBユニットを設定・接続する方法【その他の機器も解説】
その①：光BBユニットにwifiマルチパックを加える
wifiマルチパックを契約することで、光BBユニットからwifiを飛ばすことができます。
wifiマルチパックとは、光BBユニットでwifiを飛ばすためのオプションです。
光BBユニットのみ契約してもwifiが飛ぶわけではありません。
その②：光BBユニット＋α市販ルーターを導入する
光BBユニットに市販のwifiルーターを接続することもできます。
光BBユニットの無線LAN機能を停止させ、市販ルーターでwifiを飛ばすというわけですね。
この接続なら光BBユニットも利用しているので、市販ルーターでwifiを飛ばしつつ、IPv6に接続することもできます。
ソフトバンク・ワイモバイル以外のスマホを利用しているなら、市販ルーターをプラスで導入することで、wifiマルチパック代を節約できますので、おすすめの接続です。
■【光BBユニットがいらない方向け】ソフトバンク光の光BBユニットの解約・返却方法
「ソフトバンク光でIPv6に接続しなくても良いし、スマホは他社だから関係ない」という方は、光BBユニットの解約・返却が必要です。
光BBユニットの解約手続きは、マイソフトバンクからできます。
手続きの流れは公式サイトでわかりやすく解説しているので、リンクを貼っておきますね。
次に光BBユニットの返却方法を解説します。
光BBユニットは下記の住所に郵送で送ります。
〒272-0001
千葉県市川市二俣678-55
ESR 市川ディストリビューションセンター3階 北棟N8
ソフトバンク返品センター 宛
返却する機器は以下となります。
- 光BBユニット
- 電源アダプタ
- LANケーブル
- モジュラーケーブル
なお、返却キットは届かないので、光BBユニットを受け取った時の箱に入れるか、用意した段ボール箱に入れて返却してください。
また、送料はお客さま負担となるため、元払いの送り状を利用してください。
■まとめ
ソフトバンク光は光BBユニットを使わないで市販ルーターをつなげることもできます。
しかし、光BBユニットを使わないと何かと損をすることの方が多いので、光BBユニットは契約しておくべきですね。
最後に要点だけまとめたので、忘れないうちに確認しておきましょう。
- ソフトバンク光は光BBユニットを使った方がお得度が高い
→ソフトバンク光でIPv6を利用するには光BBユニットが必須
→おうち割光セットで料金が安くなる
- ソフトバンク光をIPv6に接続する方法
→これからソフトバンク光を申し込む場合は、光BBユニットをレンタルするだけ
→ソフトバンク光をすでに利用している場合は、申し込みが必要
- ソフトバンク光の光BBユニットでwifiを利用する方法
→光BBユニットにwifiマルチパックを加える
→光BBユニット＋α市販ルーターを導入する
上記の要点を抑えておけば、ソフトバンク光をお得かつ快適に利用できる方法がわかるようになります。
コメント