- ソフトバンク光のIPv6を光BBユニットなしで利用する方法を知りたいな・・
- 光BBユニットを外して市販ルーターを利用しても良いの?
- 光BBユニットをレンタルするとなると料金が高いな・・・
- そもそもレンタルしないで購入するのはあり?
こんなお悩みを解決します。
結論を言うと、ソフトバンク光のIPv6は光BBユニットなしで利用することはできませんし、メルカリなどで購入しても利用できません。
しかし、光BBユニットをレンタルした方が実はお得になるケースが多いので、順を追って解説していきます。
記事の前半では、ソフトバンク光のIPv6は光BBユニットなしでは利用できない理由と、光BBユニットを導入した方が良い理由を解説しています。
後半では、IPv6の申しこみ方法や機器の接続方法、それから光BBユニットを契約したにもかかわらず正常に作動しない時の対処法もまとめてみました。
記事を最後まで読み終えれば、快適かつお得にソフトバンク光を利用できるようになります。
■IPv6とは?
IPv6とは「Internet Protocol Version 6」の略です。
現在利用されているインターネット環境は、IPv4という通信規格が基準となっていて、IPv6はIPv4の次世代の通信技術になります。
これだけでは「??」と思いますよね。
IPv6とは何かを理解する前に、まずIPアドレスとは何なのかを知っておくと理解しやすいです。
IPアドレスとは何かというと、パソコンやスマホなどのインターネットに接続された機器に割り当てられる番号のことで、簡単にいえば住所のようなものです。
現在メインで利用されているIPv4では、約43億個のIPアドレスが発行できるようになっています。
ところが、最近は家電製品でもインターネットに接続する時代になってきたため、発行できるIPアドレスが上限に達してきました。
そのため、夜間などで通信速度が遅くなったり、繋がりづらくなる現象が発生してきました。
そこで誕生したのが、IPv6という約340澗個(340兆の1兆倍の1兆倍)のアドレスを発行できる次世代の通信技術です。
おかげで、通信速度が遅くなったり、繋がりづらくなることなく安定して利用できるようになりました。
IPv6は今のインターネット環境を快適に利用するためには必要不可欠な存在なのです。
■ソフトバンク光のIPv6は光BBユニットなしでは利用できない
ソフトバンク光は光BBユニットなしではIPv6を利用することはできません。
なぜなら、ソフトバンク光が提供しているIPv6はIPv6高速ハイブリッドというソフトバンク独自の通信技術だからです。
ソフトバンクのサポートセンターにも実際に問い合わせたところ、ソフトバンク光でIPv6を利用するには光BBユニットなしで利用することはできないとのことでした。
一方で、「バッファローやNECなどのIPv6対応の市販ルーターを光BBユニットの代わりに接続すれば、IPv6を利用できるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、残念ながらそれも無理です。
というのも、IPv6に接続するには、光BBユニットに内蔵されているIPv6高速ハイブリッド機能との認証が必要だからです。
ソフトバンク光でIPv6を利用するのであれば、光BBユニットは必須となります。
■光BBユニットをそもそもレンタルしないで購入するのはあり?
「光BBユニットをレンタルするとなると、毎月500円近く取られるのは嫌だな・・・」と思いますよね。
そこで、光BBユニットをレンタルしないでメルカリなどで購入するのはどうでしょうか?
実際にメルカリでは、光BBユニットが2,000~3,000円で売られています。
しかし、光BBユニットをメルカリなどで購入するのは絶対にやめた方が良いです!!
なぜなら、前に利用していた人の契約情報が登録されているため、購入したとしてもIPv6に接続する以前にそもそもインターネットに接続できないからです。
光BBユニットは大人しくレンタルしておくのが吉です。
■ソフトバンク光は光BBユニットを利用した方がむしろ料金が安い
スマホがソフトバンクやワイモバイルなら、おうち割光セットという割引で料金が安くなるので、光BBユニットをむしろ利用した方が料金が安くなります。
おうち割光セットとは、スマホ1台につき500~1,000円割引されるサービスで、契約者本人だけでなく家族や親戚の方も割引対象になります。
ただし、おうち割光セットを組むには「光BBユニット」「wifiマルチパック」「ひかり電話」の3つのオプションに加入する必要があります。
それぞれのオプション料金は以下のようになります。
※表は税込み価格です。
上記のとおり、最低でも1,500円近くかかります。
しかし、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーならこれらのオプションを利用しても500円で利用できます。
加えて、おうち割光セットが適用されるので、仮にスマホが1台&割引額が500円だとしても料金は0円。
スマホの台数が多ければ、むしろ今より料金が安くなります。
なので光BBユニットを導入することに躊躇する必要なんてないんです!
補足:スマホがソフトバンク・ワイモバイル以外の場合
スマホがソフトバンクやワイモバイル以外の方だとおうち割光セットが適用できません。
となると、ひかり電話を加入しなかったとしても、1,500円近くそのまま負担でかかります。
しかし、IPv6を利用するのに光BBユニットは必須なので契約しておく必要があります。
そこで、スマホがソフトバンクやワイモバイルを利用しているのであれば、wifiマルチパックを契約せずに代わりに市販ルーターを導入しましょう。
wifiマルチパックとは、光BBユニットでwifiを利用するためのオプションです。
市販ルーターでwifiを飛ばせば、wifiマルチパック代の1089円を毎月節約できて、IPv6も利用できます。
絶対必要?光BBユニットでwifiを利用する2つの方法【簡単】
■ソフトバンク光を契約するなら代理店エヌズカンパニーからが一番お得
ソフトバンク光を契約するなら代理店エヌズカンパニーから申し込むのが一番お得です。
エヌズカンパニーでは、特典として【40,000円キャッシュバック】or【35,000円キャッシュバック+最新第6世代Wi-Fiルーター】のどちらかを受け取ることができます。
仮に【35,000円キャッシュバック+最新第6世代Wi-Fiルーター】の方を選択すれば、市販ルーターを手に入れることができるので、自分でわざわざ買う必要がありません。
まだソフトバンク光を契約していない方はエヌズカンパニーから申し込むと良いでしょう。
■IPv6高速ハイブリッドの申し込み方法
ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッドの申し込み方法は、契約状況によって異なります。
- 新規でソフトバンク光を利用するなら、光BBユニットをレンタルするだけ
- 元々ソフトバンク光を利用しているなら、IPv6の申し込みが必要
なお、IPv6高速ハイブリッドは無料です。
新規でソフトバンク光を利用するなら、光BBユニットをレンタルするだけ
IPv6高速ハイブリッドの申込み方法は、新規でソフトバンク光を利用するなら、光BBユニットをレンタルするだけです。
光BBユニットにIPv6機能が搭載されているので、ソフトバンク光を申し込む際にレンタルすれば、IPv6高速ハイブリッドの申込みも自動で完了となります。
元々ソフトバンク光を利用しているなら、IPv6の申し込みが必要
元々ソフトバンク光を利用していて、光BBユニットを追加するなら、IPv6の申し込みが必要です。
自動では接続されないので注意しましょう。
申し込みはこちらからどうぞ。
■ソフトバンク光をIPv6に接続してwifiを利用する2つの方法
ソフトバンク光のIPv6でwifiを利用する方法は以下の2つです。
- 「光BBユニット+Wi-Fiマルチパック」で接続する
- 「光BBユニット+市販ルーター」で接続する
その①:「光BBユニット+Wi-Fiマルチパック」で接続する
ソフトバンク光の光BBユニットでwifiを利用するなら、wifiマルチパックの契約が必要です。
光BBユニットでwifiを飛ばす=「光BBユニット」+「wifiマルチパック」
の関係なので光BBユニットだけ契約しないように注意しましょう。
接続方法は以下のようになります。
- 光コンセントとONUを光コードでつなぐ
- ONUの「UNI」ポートと光BBユニットの「インターネット回線」ポートを灰色のLANケーブルでつなぐ
- 光BBユニットの「パソコン1~4」のポートとパソコンを青色のLANケーブルでつなぐ
- ONU、光BBユニットの順に電源アダプタをつなぐ
その②:「光BBユニット+市販ルーター」で接続する
ソフトバンク・ワイモバイル以外のスマホを利用されている方は、光BBユニットに加えて市販ルーターを導入しましょう。
なぜなら、おうち割 光セットが組めないため料金が高くなってしまうからです。
市販ルーターのみではIPv6を利用することはできませんが、光BBユニットが途中経由なら利用することができます。
光BBユニットがIPv6の機能を担って、市販ルーターがwifiルーターの機能を担うというわけです。
接続方法は以下のようになります。
- 光コンセントとONUを光コードでつなぐ
- ONUと光BBユニットをLANケーブルでつなぐ
- 光BBユニットと市販ルーターをLANケーブルでつなぐ
- ONU、光BBユニット、市販ルーターの順に電源アダプタをつなぐ
次に、機器の接続をしたら二重ルーターになるのを防ぐために、市販ルーターをブリッジモードに切り替えましょう。
やり方は簡単で、ルーターの後ろにあるスイッチを「BR」に切り替えれば完了です。
■IPv6高速ハイブリッドに実際に接続されているか確認する方法
IPv6に接続されているかどうかの確認はYahoo!BBの専用ページから確認できます。
IPv6に繋がっているなら「ACCESS via IPv6 Internet」と表示されます。
下の画像の場合はIPv4で接続されています。
IPv6高速ハイブリッドが申し込まれているかどうか確認するには、My SoftBankにログインします。
「お客様情報」>「ご契約情報」>「お申し込みサービス」の欄で「IPv6 IPoE + IPv4」と記載されていれば、IPv6高速ハイブリッドに申し込まれています。
■光BBユニットを契約したのに速度が遅かったり、つながらない時に考えられる原因
光BBユニットを契約したのに速度が遅かったり、つながらない場合は以下の原因が考えられます。
- 市販ルーターをブリッジモードにしていない
- 光BBユニットの無線LAN機能を停止させていない
【簡単】光BBユニットを設定・接続する方法【その他の機器も解説】
市販ルーターをブリッジモードにしていない
光BBユニットに加えて市販ルーターを接続するなら、市販ルーターをブリッジモードに切り替える必要があります。
ブリッジモードに切り替えないと二重ルーターになってしまい、通信速度の低下やインターネットに繋がらないなどの原因になります。
光BBユニットの無線LAN機能を停止させていない
ソフトバンク・ワイモバイルスマホを利用していて市販ルーターも導入するなら、光BBユニットの無線LAN機能を停止させましょう。
というのも、wifiマルチパックを契約しているため、光BBユニットからもwifiが飛んでいるからです。
光BBユニットのwifiを停止させることで、正常にソフトバンク光を利用できるようになります。
■まとめ
本記事ではソフトバンク光のIPv6は光BBユニットなしでは利用できないことと、IPv6高速ハイブリッドの申し込みから接続方法まで解説してきました。
最後に要点だけまとめたので、忘れないうちにもう一度確認しましょう。
- ソフトバンク光のIPv6は光BBユニットなしで利用することはできない
→ソフトバンクが提供しているIPv6はIPv6高速ハイブリッドという独自の技術のため
- IPv6の申込み&設定方法
→新規でソフトバンク光を利用するなら、光BBユニットをレンタルするだけ
→元々ソフトバンク光を利用しているなら、IPv6の申し込みが必要
- ソフトバンク光をIPv6に接続してwifiを利用する方法
→スマホがソフトバンク/ワイモバイルなら光BBユニットにwifiマルチパックを付ける
→スマホがソフトバンク/ワイモバイル以外なら+α市販ルーターを導入
上記の要点をおさえておけば、快適にソフトバンク光を利用できるようになります。
ソフトバンク光をまだ申し込みしていない方は、エヌズカンパニーからお得に申し込んでおきましょう!
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